甘く熟した、思い出の果実。

 

明日がこなければ良いのに。

 

そう思ったのは、本当に久しぶり。

 

最後に思ったのは17歳の時。

当時一緒にいてくれていた人と離れたくなくて

この腕を解いたらもう2度と関わる事は無い気がして。

 

ずっとそのままでいたから

腕もしびれたし、疲れたけれど。

随分長い時間そうしていたと思う。

 

腕を解けずにいる私に、君が問いかけた言葉。

 

問いに出して私は「どちらも」、と答えた。

 

そしてそのあと君が出した答えは、長い長い嘘への入り口だった。

 

私と君はきっと似ている。

 

見た目も性別もスペックも全てが違うけど

魂が似ている。

 

だからあの日、仲良くなったんだろうね。

 

そして、

お互いを取り込もうと必死だったんだろうな。

 

 

 

思い出せば甘く熟した思い出たち。

あの頃に思いを馳せ

甘く熟した実をかじる。

 

あの頃がなければ、今私は立っていられなかった。

 

明日がこなければいい。

 

その言葉が思い浮かんだタイミング。

その過去に思いを馳せ

現在の私は夜空を仰ぐ。

 

明日へ続くだろう夜空を眺め

輝く星を探す。

 

 

今日は本当に疲れた。

昨日も疲れたけど、今日はもっと疲れた。

だから、今日は美味しいものを買って、食べて、お風呂に入って寝る。

洗濯物だけは干そう。

それ以外はしなくていいからね。

 

 

また朝になってから考えよう。

 

朝の私は強い。

夜の私は優しい。

 

次の日の朝の自分を想って、無理をしてしまう。

 

夜の私は1日頑張った後だから、

早く休めてあげよう。